阿修羅とは、ペルシアの最高神で、アフラマズターという神様です。
インドで生れた仏教では、荒々しい戦争の神様として、あまり信仰はされませんでした。 それを、この毘沙門天が、家来にしたという話にしたわけです。 兜跋毘沙門天の被る冠には、そんなペルシアとインドの文化の融合が表れていて、ガンダーラを代表する面白い仏像だと思います。 それから、古代インドには、インドラという最高神がいました。 こちらは、シュメール神話のドゥムジという龍の神様がルーツで、皇極天皇と同じ角の生えた兜が象徴であるサルゴン王がルーツの雷神です。 物部氏の守護神と言えます。 ギリシャで、神々の王、最高神とされるゼウスですが、この神様も、ドゥムジと同じ神様です。 |
ウランバートル(モンゴルの首都)の紋章 |